活用事例

原料の供給不足や価格高騰のリスクヘッジに。甘味料活用によるみかん飲料の果汁削減とコストダウン実例

原料の供給不足や価格高騰のリスクヘッジに。甘味料活用によるみかん飲料の果汁削減とコストダウン実例 | 甘味料開発・選定ナビ
ニーズ風味を増強したい
果汁感を出した甘味を作りたい
コストダウンをはかりたい
商品 果汁飲料
甘味料の種類アセスルファムカリウム(アセスルファムK)
ステビア
スクラロース
業界食品・飲料

お客様の課題

国内外でのオレンジやみかんの不作に加え、さまざまな複合的要因により、現在みかん果汁原料の価格高騰が続いています。

原料の安定供給が懸念される中、みかん飲料に使用する果汁量を減らしても風味を損なわない商品設計が可能となる選択肢を複数確保しておきたい、とご相談いただきました。

提案内容

みかんスカッシュやみかんサワーなど、ドリンクの原液となるコンク(濃縮液)において、みかん果汁を3割減らした場合でも、みかんらしい飲みごたえを維持できる配合を検証。
コンクに使われている液糖の一部を、複数の高甘味度甘味料に置き換えます。

甘味の立ち上がりが早いアセスルファムカリウム(アセスルファムK)に、複雑味のあるステビアを加えて飲みごたえと後半の持続する甘味を補い、さらにスクラロースを加えて酸味と甘味のバランスを整え、果汁感とボリューム感を増強
3種の甘味料を組み合わせることで、果実の持つ複雑な甘味を表現できました。

また、みかん果汁を減らした分の飲みごたえや果汁感を甘味料で補完することにより、コストの大幅削減が可能になりました。

導入の効果・当社のサービス

果汁の使用量を減らしても、複数の高甘味度甘味料を組み合わせて活用することで、飲みごたえとボリューム感の補完をしながら、コスト削減につなげることができました。

果物ごとに、糖度や果汁感、風味など、それぞれ特徴がありますが、使用する甘味料の組み合わせと配合次第で、その果物らしい印象につなげることが可能です。

弊社では、常時30種類以上取り揃えている各種甘味料製剤を駆使し、理想の味づくりに向けた最適な処方はもちろん、コストダウンに関するご提案にも対応しております。

甘味料に関するあらゆるお悩みやご要望は、ぜひツルヤ化成工業まで、お気軽にご相談ください。

 

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