ステビアを使った飲み物について
ステビアは、南米パラグアイとブラジルの国境地帯に自生するキク科の多年生植物。
この抽出物は、ハーブの様な爽やかな香味とほのかな苦みがあり、後を引く甘さが特徴で、砂糖の約200~300倍ほどの甘さを持つ甘味料として、清涼飲料水やプロテイン飲料をはじめ、漬物や総菜など、幅広い食品に採用されています。
ここでは、このステビアを使った飲み物(ドリンク)についてご紹介いたします。
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ステビアを使った飲み物(ドリンク)について
ステビアは、熱や酸、アルカリに対して安定しており褐変しにくいのが特徴です。水やアルコールに溶けやすい性質があるため、清涼飲料水をはじめとした飲料の製品加工に適しています。
また、風味を向上させるとも言われており、苦みを感じる紅茶やハーブティーと併せれば茶葉の風味を増強し、酸味のある乳飲料と併せればミルク感とコクを増強させる効果も見られます。
また、高甘味、かつカロリーの摂取がないステビアは、砂糖に比べてかなり少量で十分な甘みを付与できることから、コストパフォーマンスが高いのも特徴。
さらに糖質がなく、摂取後に血糖値に影響を与えることもないため、糖質オフやカロリーオフの、ヘルシーな飲料にも活用されており、健康面でも注目を浴びている甘味料です。
ステビアの採用事例
ミルクティーの乳感をアップさせて美味しさを向上
ミルクティーを作るにあたり「砂糖の一部を置き換えて、乳感をアップさせたい」というご要望に対して、ステビアやスクラロースを組み合わせて、苦味が出ないように添加量を調整し処方設計して、紅茶の風味を強調し乳感をアップしました。
スーパー大麦含有飲料の麦臭さを軽減させて飲みやすさを向上
スーパー大麦の高含有品飲料をつくるにあたり、「麦臭さが全面に出てしまい飲みづらく、味付けは人工甘味料ではなく天然甘味料だけで表現したい」という課題とお客様のご要望がありました。それに対して、複数のステビアの添加量を調整して組み合わせることにより、全体のまとまり感が出て、美味しい麦芽飲料に仕上げることに成功。
ステビア/甘味料に関するお問い合わせ
こちらの記事では、ステビアの含まれている飲み物(ドリンク)と採用事例について紹介いたしました。
爽やかな香味と清涼感のある甘さが特徴のステビアは、甘味の付与以外にも風味増強やフレーバーの変更にも有効です。
なお、当社ではより雑味が少ない「レバウディオサイドA」高含有のタイプも取り扱っております。
過去の様々な食品メーカー様の商品開発実績を基に、商品に最適な甘味料を提案いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました。