ミルクティーの乳感をアップさせて美味しさを向上

ミルクティーを作るにあたり「砂糖の一部を置き換えて、乳感をアップさせたい」というご要望をいただきました。また、乳原料は価格が高騰しているため「配合量を少なくしつつ、ミルク感を付与させたい」とのご相談をいただきました。

ミルクティーに使用している砂糖の50%をステビアやスクラロースを配合したものに置き換えることにより、紅茶の風味を強調して乳感をアップしました。ミルクティーを口に含み味を感じる時間の後半部分とステビアの後引きの甘さが重なり、茶葉の風味持続を実現。その際、苦味が出ないように添加量を調整し処方設計しました。

甘味料は、通常は甘味付与の目的にて使用されますが、その使用によって風味も向上させることができます。ミルク感や茶葉、フレーバーの変更も、甘味料と組み合わせることで風味をアップさせる特徴もあります。