甘味料と果汁は、なぜ相性がいいのか?飲料、ゼリー、氷菓etc. フルーツ系食品に高甘味度甘味料が使われる理由を解説
フルーツ飲料やフルーツゼリーをはじめ、ジャム、ヨーグルト、グミなど、果物・果汁を使った食品は幅広くありますが、それらの食品には高甘味度甘味料が活用されているケースが数多くあります。
今回は、果汁・果物を使った食品全般と甘味料の相性について、その理由とメリットをご紹介していきます。
フルーツ系食品ジャンル別・活用イメージ
果汁・果肉入りの食品や飲料など、各種フルーツ味の製品に使われることの多い高甘味度甘味料。とくに下記のような食品にはよく活用されています。
- ジュース・飲料:果汁らしい甘味付与と味の調整、カロリー・糖質オフ
- ジャム・コンポート:糖度を抑えつつ、果肉感を活かした仕上がりに
- ヨーグルト・乳飲料:果汁のフレッシュな酸味と甘さのバランスを調整
- グミ・ソフトキャンディ:果汁の風味を活かしながら、糖質オフ
- ゼリー・氷菓:ひんやりとした口当たりを保ちつつ、果汁感を甘味料で調整
食品のジャンルによって求められる役割は異なりますが、いずれも「少量で甘さを出せる」というのが高甘味度甘味料を使用する最大の利点と考えられます。
なぜ果汁・果物を使った食品に高甘味度甘味料が合うのか
様々な果汁系食品に使われている高甘味度甘味料ですが、甘味の付与以外に、どのような採用メリットがあるのでしょうか。
1.糖質・カロリーを抑えつつ、満足感のある甘さに
果物にはもともと果糖などの糖分が含まれているため、甘味を追加するために砂糖を加えると、糖質やカロリーが高くなりがちです。
そこで砂糖の数百倍の甘さを少量で表現できる高甘味度甘味料を代用することで、糖質・カロリーを抑えながらしっかりとした甘さに仕上げることが可能となります。
2.果実本来の食感・色合いを損ないにくい
ジャムやゼリー、グミといった半固形・固形の食品では、砂糖の使用量が食感やとろみ、色味にも影響します。高甘味度甘味料はごく微量で甘みを付与できるため、砂糖と置き換えても果実本来のフレッシュな食感や色合いを損ないにくいというメリットがあります。
3.産地・季節によるばらつきを整え、品質を安定させる
果物は産地や収穫時期によって甘み・酸味などの味質にばらつきが出やすい自然原料。
そこで高甘味度甘味料を使って甘さや風味を調整することで、ロットごとの味のばらつきを抑え、さらに保存中も甘さが変化しにくく、安定した品質を保ちやすくなります。
4.原料コストの変動に対応しやすい
果汁や砂糖は天候や市場の影響で価格が変動しやすいため、原料コストに悩まれる食品メーカー様も少なくありません。
そこで、少量で甘みを出せる高甘味度甘味料を組み合わせて代替することで、原料費の高騰時にもコストをコントロールしやすくなるといったメリットが生まれます。
果汁を使った食品への高甘味度甘味料の活用事例
ここでは、果汁製品に高甘味度甘味料が活用された、弊社の事例をご紹介いたします。
<フルーツアイス> ふわっとした食感と果汁感の増強
果汁を使用した氷菓に対して、ふんわりとした食感に加えて、フルーツの味を際立たせたい というご要望に対し、ステビアを使用。これにより氷結晶が小さくなり、オーバーランが高くなり、ふんわりとした食感に。
加えてステビア特有の甘さにより、果汁感の持続や増強に繋がりました。
>>アイス製品の活用事例はこちら
<フルーツゼリー> 果汁感の付与と糖質オフ
「果汁感のある糖質オフのゼリーをつくりたい」というご要望に対し、スクラロースとアセスルファムKを組み合わせることで果汁感とすっきりとした甘さを両立させました。
さらにエリスリトールを加えることで、ノンカロリーに仕上げています。
>>ゼリー製品の活用事例はこちら
甘味料の採用に関するお問い合わせ
本記事では、果物を使った食品における高甘味度甘味料との相性についてご紹介しました。
<食品・飲料メーカーの皆様へ>
弊社では、高甘味度甘味料を中心に常時30種類以上の甘味料製剤を取り扱っております。果汁を使った食品の味づくりはもちろん、原料コストや仕入れに関するお悩みも、ぜひお気軽にご相談ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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