低糖質レモンサワーの美味しさは●●が決め手?糖質オフ・安定価格の鍵を握る甘味料とは

低糖質ブームや健康志向がますます高まる近年、その意識はアルコール飲料にも向けられています。
スーパーやコンビニでも、糖質・カロリーオフをうたったアルコール飲料が各種並んでいますが、さわやかなのど越しで人気の高いレモンサワーも、そのひとつ。
今回は、ある甘味料を使って美味しさと低糖質を実現した、レモンサワーについてをご紹介します。
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「甘味料」で、レモンサワーの美味しさと低糖質を実現
レモンサワーは、さっぱりとした飲み口で様々な料理にもあうことなどから、居酒屋などでも定番人気のお酒のひとつです。
近年では、レモンが持つビタミンCやクエン酸などの栄養素が健康ブームともマッチし、市販品ではさらに糖質やカロリーもオフした、ヘルシー志向の缶入りレモンサワーが人気を集めています。
この糖質オフを実現させているのが、「甘味料」。
とくに砂糖の数十倍~数万倍の甘さを持つ「高甘味度甘味料」は、ごく少量で甘味が付くため、原料の一部と代替使用することで、アルコール飲料や食品自体の糖質を大幅に抑えることが可能になります。
また、異常気象や不安定な国際情勢の影響により、特にレモンサワーなど果汁を使ったアルコール飲料においては、安定的な原料素材の確保が難しく、それゆえに原料価格の不安定さが課題とされています。
ただ実は、この課題も、甘味料で風味の増強を行うことで果汁原料の一部を代替することが可能になります。
これにより原料価格高騰の影響に左右されることなく、安定した供給体制も実現できるため、昨今人気の低糖質アルコール飲料への甘味料活用は必然となってきました。
レモンサワーと相性の良い甘味料
爽やかなレモンの酸味の中にほろ苦さを感じ、すっきりとした飲み口のよい味わいのレモンサワー。
相性が良いとされている甘味料は、キレが良く清涼感のある甘味のアセスルファムカリウムと、ハーブのような独特な香味と苦味を有し、後引きの良いステビア。
ではここで、それぞれの甘味料の特徴をご紹介していきます。
アセスルファムカリウムとは?
アセスルファムカリウム(アセスルファムK、アセK)は、砂糖の約200倍の甘味度を持つ人工甘味料です。甘味の発現が早くすっきりとした後味が特徴で、果汁感を出した甘味作りに適しています。
ステビアとは?
ステビア抽出物は、砂糖の約200倍の甘味度を持つ植物由来の甘味料です。ハーブのような香味と、わずかな苦みと後を引く甘さが特徴で、レモンサワーのみずみずしいレモン風味を強化するのに最適です。
弊社では、アセスルファムカリウムを使用し、レモンの爽やかな香りとみずみずしくさっぱりとしたレモンの風味を最大限に引き立て味質を向上させ、さらには商品の低糖質化と安定供給も実現させました。
以下にてその実例をご紹介いたします。
レモンサワーへの甘味料代替の採用事例
レモンサワーの果汁原料の価格対策と味質向上を甘味料の組み合わせで実現
果汁系原料の価格変動が激しい昨今では、レモンサワーのように果汁を使ったアルコール飲料においては、安定した価格での供給が難しくなっています。
そのため、一部果汁原料を甘味料で代替し、価格面の課題やレモンの柑橘系風味を向上させる提案が求められました。
先味が強くキレのある甘味を表現するために、アセスルファムカリウム(アセスルファムK、アセK)を使用し、レモンの香りを引き立て、フレッシュな爽快感を加えることを可能にしました。
アセスルファムカリウム・ステビア/甘味料に関するお問い合わせ
こちらの記事では、レモンサワーに使用する果汁原料の一部を甘味料に置き換えて、低糖質な美味しさを実現した実例と、最適な甘味料についてご紹介しました。
当社ではアセスルファムカリウムやステビアのほか、常時30種類以上の甘味料を取り揃えており、製品ごとに最適な配合提案を行っています。
商品への甘味づけはもちろん、理想の味や風味作りなどのご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました。