ゼリーと相性がいいのはなぜ? 高甘味度甘味料が使われている理由を徹底解説
つるんとしたのど越しで、暑い季節はもちろん一年を通して人気のゼリー。
コンビニやスーパーには、糖質オフやゼロカロリーをうたった商品も数多く並んでいますが、実はその甘味付けに「高甘味度甘味料」が使われていることがあるのをご存じですか?
今回は、なぜゼリーに高甘味度甘味料が使われているのか。その理由と相性について、ご紹介していきたいと思います。
どんなゼリーに高甘味度甘味料が使われている?
ゼリーに使われる高甘味度甘味料としては、スクラロースやアセスルファムK(カリウム)が代表的ですが、以下のようなタイプの商品に使われているケースが多く見られます。
1「糖質オフ」「カロリーゼロ」タイプ
砂糖を減らす、またはカットする分の甘みを、高甘味度甘味料で補うのが一般的です。
2果汁感を活かしたいフルーツゼリー
果汁本来のフレッシュな風味を邪魔しない、すっきりとした甘さを出すために採用されます。
3業務用・大容量タイプ
コストを抑えつつ安定した甘さを出すために使われることがあります。
なぜゼリーに高甘味度甘味料が使われているのか
主な理由として、大きく3点が考えられます。
糖質オフ・ゼロカロリーの実現
高甘味度甘味料は砂糖の数百倍の甘さを持つため、ごく微量の添加でしっかりとした甘さを出すことができます。これにより、糖質やカロリーを抑えながら「甘くて美味しい」ゼリーづくりを実現しています。
後味のすっきり感
砂糖は甘みが口に残りやすい一方、高甘味度甘味料は甘みの引きが早いものが多く、フルーツ本来の爽やかさを活かしたすっきりとした後味を演出しやすいという特徴があります。
加熱・酸への安定性
ゼリーは製造工程で加熱殺菌が行われたり、フルーツ由来の酸味を含んだりすることが多い食品です。スクラロースやアセスルファムKは熱や酸に対して安定しているとされ、風味や甘さがぶれにくいというメリットがあります。
ゼリーに使われる代表的な高甘味度甘味料 一覧
ここでは、ゼリー製品によく使われる代表的な高甘味度甘味料を、砂糖と比較した際の甘味度と特徴について一覧表でご紹介します。
| 高甘味度甘味料の種類 | 甘味度 (砂糖と比較) |
味質・特徴 |
| スクラロース | 約600倍 | ・比較的砂糖に近い甘味質 ・後甘味で後引きがある ・他の甘味料との併用により砂糖に近い甘味を出すことが可能 |
| アセスルファムカリウム (アセスルファムK) |
約200倍 | ・甘味の立ち上がりが早い ・後味が残らずすっきりとした甘味 ・若干の苦味あり |
| ステビア | 約200倍 | ・後味に苦味あり、後に残る甘さがある |
| 酵素処理ステビア | 約120~150倍 | ・後味に若干の苦味があり、後に残る甘さがある(通常のステビアより苦みが軽減されている) |
なお、高甘味度甘味料ではありませんが、糖アルコールの一種でカロリーゼロの「エリスリトール」も、ゼリーの甘味付けによく使用されています。
ゼリーに高甘味度甘味料が採用された事例
ここでは、高甘味度甘味料が実際のゼリー製品に活用された弊社の事例をご紹介します。
ジューシーな果汁感を付与したノンカロリーゼリーの事例
「果汁感のある糖質オフのゼリーをつくりたい」というご要望に対し、スクラロースとアセスルファムKを組み合わせることで果汁感とすっきりとした甘さを両立させました。
さらにエリスリトールを加えることで、ノンカロリーに仕上げています。
>>ゼリー製品の活用事例はこちら
甘味料の採用に関するお問い合わせ
本記事では、ゼリーになぜ高甘味度甘味料が採用されているのか、についてご紹介しました。
<食品・飲料メーカーの皆様へ>
弊社では、高甘味度甘味料を中心に、常時30種類以上の甘味料製剤を取り扱っております。
それぞれの甘味料が持つ特性を活かしながら、味づくりはもちろん製造コストや原料調達に関するお悩みも最適にサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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