甘味料コラム

砂糖の代わりに使われる「ステビア」の甘味度は砂糖の何倍?商品リストもご紹介

砂糖の代わりに使われる「ステビア」の甘味度は砂糖の何倍?商品リストもご紹介 | 甘味料開発・選定ナビ

南米に自生する多年草キク科植物の「ステビア」。

その葉から抽出される「ステビア・レバウディアナ・ベルトニー」は、砂糖の数百倍の甘味度を有しており、精製された抽出物のステビアは、砂糖の代替甘味料品として食品や清涼飲料水などに多く採用されています。

この記事では、そのステビアの特徴や、砂糖と比較したときの甘味度についてなどをご紹介していきます。

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砂糖の代わりに使われる「ステビア」の甘味度は砂糖の何倍?商品リストもご紹介 | 甘味料開発・選定ナビ下記でご紹介する、ステビアについて、食品・飲料・医薬品メーカーの企画・開発ご担当者向けに、「ステビアの概要と採用事例」を1冊にまとめた資料を無料でダウンロードいただけます。

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【甘味度比較】各種ステビア商品と砂糖

南米で数百種以上自生していると言われているステビア属のハーブ。このうち、「ステビア・レバウディアナ・ベルトニー」という種のみが持つ成分から、砂糖の数百倍の甘味成分を抽出しています。

ステビア抽出物は、砂糖の200~300倍の甘味度を有しており、ハーブ由来のわずかな苦みと、後引くコクのある甘さが特徴です。

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砂糖の代わりにステビアを使用する場合、甘味度が200~300倍あるためごく少量で十分な甘味付けが可能ですが、とくに少量生産時などは甘味の調整やその使用量の調整が難しい場合が多くあります。

そこで当社では、あらかじめ倍散することで甘味度調整したオリジナルのステビア製品を多数取り扱っています。

またステビア自体も様々な種類を取り揃えており、従来のステビア抽出物と比較して雑味や苦みが軽減された「酵素処理ステビア」や「高RebA含有ステビア」など、使用目的やニーズにあわせ、様々なご提案が可能となっております。

▼弊社が取り扱っているステビア商品

 

【ステビア】商品名 砂糖と比較した甘味度
ベルトロン90(ステビア抽出物100%粉末品) 約200倍
ベルトロン90スプレー顆粒(ステビア抽出物100%顆粒品) 約200倍
ベルトロンRA-97(ステビア抽出物/レバウディオサイドA高含有品,100%粉末品) 約200倍
ベルトロン60スプレー顆粒 約120~150倍
ベルトロン53 約100~130倍
ベルトロン53スプレー顆粒 約100~130倍
ベルトロン200S 約25~30倍
ベルトロン200Sスプレー顆粒 約25~30倍
ベルトロン160S顆粒 約20~25倍

>>「ステビア」の商品ラインナップについて詳しくはこちら

 

【酵素処理ステビア】商品名 砂糖と比較した甘味度
ベルトロンK-200(酵素処理ステビア100%) 約150~200倍
ベルトロンK-120スプレー顆粒 約90~120倍
ベルトロン52Kスプレー顆粒 約18~25倍

>>「酵素処理ステビア」の商品ラインナップについて詳しくはこちら

ステビア抽出物は、配糖体で形成されているため糖質がありません。加えて、熱やpHに安定性があり、非う蝕性、風味を増強するなどの多様な特性を持ち合わせています。
そのため、砂糖代替品としてだけではなく、様々な用途・目的で活用いただけます。

>>ステビアの特徴について詳しくはこちら

ステビアを砂糖の代わりに採用した事例

黒砂糖のようなコクのある卓上甘味料

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「植物由来の甘味料のみを使用して、黒砂糖のようにコクのあるノンカロリーの卓上甘味料(砂糖代替品)をつくりたい」というご要望をいただきました。
植物由来でノンカロリーのステビア各種とラカンカエキス、エリスリトールを配合することで、砂糖の代わりに使用できる黒砂糖のような深みのある味わいの卓上甘味料に仕上がりました。

ミルクティーの乳感をアップさせて美味しさを向上

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乳原料は価格が高騰しているため、ミルクティーを作るにあたり「砂糖の一部を甘味料に置き換えて、乳感をアップさせたい」というご要望をいただきました。
ステビアやスクラロースを苦味が出ないように添加量を調整し処方設計した当社オリジナル商品に置き換えることで紅茶風味を増強し、乳感をアップしました。

旨味のバランスがとれたマイルドな焼肉のたれ

砂糖の代わりに使われる「ステビア」の甘味度は砂糖の何倍?商品リストもご紹介 | 甘味料開発・選定ナビ

塩かどをマスキングする作用のあるステビア、カンゾウ、スクラロース、サッカリンNaをご提案しました。

これらを弊社独自に組み合わせた製剤を使用することで、塩かどをとり、旨味のバランスがとれた美味しいたれを完成させました。

>>「ステビア」採用事例の詳細はこちら

ステビア/甘味料に関するお問い合わせ

こちらの記事では、植物由来の甘味料・ステビアについて、当社オリジナル商品とともに、砂糖との甘味度比較をご紹介いたしました。

当社では、ステビアのほか各種甘味料の取り扱いがございます。少量生産時でも使用量を調整しやすいオリジナルの倍散品や、複数甘味料を組み合わせた混合品なども複数取り揃えております。

オリジナル配合も承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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