【一覧表付き】砂糖に比べて何倍甘い?高甘味度甘味料の甘味度と特徴を徹底比較!
樹木や果実などから抽出される植物由来の甘味料から、科学的に合成された高甘味度甘味料まで、甘味料には多くの種類があります。
食品添加物として認可されている高甘味度甘味料は、砂糖の代替としてはもちろん、それぞれの特性や機能を生かして様々な食品に活用されています。
今回は、これらの高甘味度甘味料について、砂糖と比べてどのくらい甘いのか、その甘味度と特徴を一覧表で比較しながらご紹介します。
砂糖と高甘味度甘味料の違い
甘味料にはさまざまな種類がありますが、大きく 糖質系 と 非糖質系 に分類されます。
糖質系甘味料の代表である 砂糖 は、主成分が糖質であるショ糖で、市場で最も広く利用されている甘味料であり、約4Kcal/gのカロリーを持っています。
一方、非糖質系に分類される甘味料の多くは、砂糖の数十倍~数万倍の甘さを持つ高甘味度甘味料で、大半はカロリーも糖質もゼロです。
高甘味度甘味料の中にはわずかにカロリーを有するものもありますが(例:アスパルテームなど)、食品に使用される量が極めて少ないため、実際に私たちが口にする製品の状態ではカロリーや糖質を大幅に抑えられるという特徴があります。
高甘味度甘味料はどのくらい甘い?一覧表でチェック
ここでは、代表的な高甘味度甘味料について、砂糖と比較した際の甘味度と特徴を一覧表でご紹介します。
| 高甘味度甘味料の種類 | 甘味度 (砂糖と比較) |
味質 |
その他の特徴 |
| スクラロース | 約600倍 | ・比較的砂糖に近い甘味質 ・後甘味で後引きがある ・他の甘味料との併用により砂糖に近い甘味を出すことが可能 |
・加熱や酸性条件下、耐光性・長期保存性に安定 ※粉の状態で直接加熱すると褐変する。 ・塩かど・酢かど軽減 ・不快味マスキング効果 ・非う蝕性 |
| アセスルファムカリウム (アセスルファムK) |
約200倍 | ・甘味の立ち上がりが早い ・後味が残らずすっきりとした甘味 ・若干の苦味あり |
・加熱や酸性条件下、耐光性・長期保存性に安定 ・非う蝕性 ・酸と併用すると酸味や苦味のマスキング |
| アスパルテーム | 約200倍 | ・砂糖に近い味質 ・苦味や渋味も少なく、後味もすっきりしている |
・弱酸性のpH範囲内安定 ・非う蝕性 ・酸と併用すると酸味や苦味のマスキング |
| サッカリンナトリウム (サッカリンNa) |
約300倍 | ・後味に苦味あり、後に残る甘さがある | ・熱、pHに安定 ・耐光性 ・非う蝕性 |
| ステビア | 約200倍 | ・後味に苦味あり、後に残る甘さがある | ・熱、pHに安定 ・非う蝕性 ・塩なれ、酢かど低減 |
| 酵素処理ステビア | 約120~150倍 | ・後味に若干の苦味があり、後に残る甘さがある(通常のステビアより苦みが軽減されている) | ・熱、pHに安定 ・非う蝕性 ・塩なれ、酢かど低減 |
| カンゾウ(リコリス) | 約200~300倍 | ・苦味が強く、後味に甘さが残る | ・pH、加熱に比較的安定 ・非う蝕性 |
高甘味度甘味料を使った食品の事例
ここでは、高甘味度甘味料が実際の食品作りに活用された弊社の事例をご紹介します。
<アセスルファムカリウム/ステビア>ヨーグルト飲料への活用

ヨーグルトドリンクに関して、「ベースとなるヨーグルトに乳脂肪が少ない場合に、飲み口のボリューム感を甘味料で補填できないか」というご相談をいただきました。
液糖の一部をアセスルファムKとステビアに置き換え、異なる特徴を持つ高甘味度甘味料の併用により、味質のバランスを取りつつ脂肪感を増強することができました。
>>ヨーグルト飲料の甘味料活用事例はこちら
<スクラロース/ステビア>桃飲料への活用

果汁の原料価格高騰を背景に、桃ならではの美味しさや風味、果汁感をキープしたまま、甘味料代替でコストダウンできないか、というご要望をいただきました。
桃らしい爽やかな甘味や、中盤から後半にかけて厚くなる甘味を表現するために、ミドルにボリュームのあるスクラロースとステビアを併用。
完熟白桃のような風味と果汁感が増強され、満足感のある飲み口を表現できました。
>>桃飲料の甘味料活用事例はこちら
甘味料の採用に関するお問い合わせ
本記事では、高甘味度甘味料の甘さについて、砂糖と比較した甘味度や、それぞれの特徴についてご紹介しました。
<食品・飲料メーカーの皆様へ>
弊社では、高甘味度甘味料を中心に、常時30種類以上の甘味料製剤を取り扱っております。
それぞれの甘味料が持つ特性を活かしながら、商品の味作りはもちろん製造コストや原料調達などに関するお悩みも、最適にサポートさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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